こんにちは、カロリー信者大学生です。
いよいよ三大栄養素ラストの脂質について話します。
そもそも脂質ってどんな役割があるの?
まず大前提として、脂質は「太る原因」みたいに言われがちですが、体にとって重要な栄養素
ざっくりいうと脂質はこんな役割:
- 1g あたり9kcalという強力なエネルギー源(最も高カロリー)
- 細胞膜の材料になる(体を構成する基礎)
- ホルモンの材料になる
- 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける
つまり、脂質は「悪者」じゃなく、生命活動の土台みたいな存在です
とはいえカロリーが高いのも事実
だからみんな気にしてしまうんですよね
油の“種類の違い”=健康の話。痩せるかどうかとは別問題
よく見る光景として、
「サラダ油は悪い」
「オリーブオイルは健康にいい」
「ごま油は体に良さそう」
みたいな話があります
結論から言うと、健康的に良いかどうかと、太りやすさはまったく別問題
ここを混同してる人がめちゃくちゃ多い
実際に次の油3兄弟(サラダ油、オリーブオイル、ごま油)の写真をご覧ください


サラダ油・オリーブオイル・ごま油…全部“同じカロリー”
脂質は1gあたり9kcalでしたね
油3兄弟はそれぞれ大さじ1で脂質は14gと表記してあります(しかも炭水化物とタンパク質はそれぞれ0g)
よって、カロリーはみんな大さじ1 (14g) あたりで ”14×9=126kcal” と決まるわけです
他の油もそう:
- サラダ油
- こめ油
- オリーブオイル
- ごま油
- アマニ油
- MCTオイル(※例外的に代謝が違うが高カロリー)
全部、大さじ1(14g)で約126kcal前後
「健康のためにオリーブオイルにしたから太りにくい!」←これは完全に誤解
例)
「オリーブオイル大さじ2かけたサラダは”ヘルシー”」→実質250kcal追加されてます
太る・太らないは“カロリー量”で決まるので、油の種類で差はつきません
健康のための油選びと、“ダイエット”の油選びは違う
油の健康面の違いは:
- オメガ3が多い
- 酸化しにくい
- 心血管系に良い
- 抗炎症作用がある
など“体の内部での働き”の差です
でもダイエットは「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」で決まります
だから油の種類を変えても、カロリーが同じなら痩せにくさは同じ
じゃあどうすればいい?→油は「量」だけ気にするでOK
脂質をコントロールしたいなら、
「どの油か」ではなく「どれくらい入ってるか」を意識するべき
例)
- 家で炒め物をする→小さじ1に抑えるだけで減量効果大
- 揚げ物・天ぷら→どうしても脂質爆増
- 外食は油を“把握不能”なので割り切る
油は少量で一気にカロリーが増えるのが特徴
だからこそ“量”を見る方が圧倒的に効果的
まとめ
- 脂質は体に必要な大事な栄養素
- 1gあたり9kcalで高カロリー
- サラダ油・ごま油・オリーブオイル・こめ油…全部カロリーは同じ
- ”健康にいい油=痩せやすい”は誤解
- ダイエットで見るべきは「種類」じゃなく「量」
- 外食は油を避けるのはほぼ不可能なので割り切る
次回予告:「ヘルシー=痩せる」は誤解。野菜も果物も“カロリーで太る”というシンプルな話
脂質の後半に入る前に、余談として野菜や果物について取り上げます
さっき、ヘルシーというワードが出ましたね
ダイエットではよく聞く言葉です
しかし皆さんはヘルシーの意味を本当に理解していますか?
ヘルシーな食材である野菜や果物と絡めながら、その点についてを解説していきます!


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